2020年2月26日水曜日

FACTFULNESS⑥

今日は、

恐怖本能です。

これは、危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込みです。
この本能は、人間が長年の経験でDNAとして組み込まれています。がゆえに恐怖本能はとても厄介です。その恐怖本能をりようするメディアは健在です。
みなさんが一番恐れているものは何でしょうか?
「蛇、くも、高所、閉所、人前で話すこと、針、包丁、飛行機、ネズミ、他人、犬、人込み、血、暗闇、炎、おぼれること」
私たちの祖先は、けがをしたり、つかまったり、毒に侵されるのを避けながら生き延びてきました。現在でも、私たちは、けがや毒などの危険を予知すると恐怖本能が反応します。
一方で、メディアは毎日のように、「身体的な危害」「拘束」「毒」に関連するニュースを流します。商売になるからです。
自然災害で亡くなる方は、100年前に比べて半分以下になっています。それでも、史上最悪のケースとして、ニュースを流します。

そして、本当に怖いのは、危険でないことを避け、死者が増えることです。
危険と思い、避難所で亡くなる方がいます。東日本大震災でも、もちろん津波で亡くなった方はたくさんいましたが、避難所生活で体調悪化のすえ、亡くなる方もたくさんいました。
過剰にテロを恐れ、とても少ない確率におびえ、ストレスで亡くなる方もいます。
地震でたくさんの方が亡くなっても、毎年下痢で亡くなる33万人の子供たちのことは報道されません。

恐怖と危険は違います。どうせなら危険なことを怖がった方が良いです。
恐ろしいとおもうことはリスクがあるように見えるだけです。

全死亡者数の0.1パーセントを占める自然災害
0.001パーセントを占める飛行機事故
0.7パーセントを占める殺人
0.05パーセントを占めるテロ
足しても1%に満たないことをメディアは大々的に取り上げます。そして、恐怖本能は人の判断力を鈍らせます。恐ろしい死に方が全体の90パーセント以上かのように思ってしまいます。

恐ろしいと思う前に、現実を数字で、きちんと現状を把握することです。








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