前回、定性的なものをカウントよって数値化しました。カウントによって数値化するのは感情が入りにくいのでとてもよいことと思いますが、品質という部分が考慮されていません。
では、品質はどう数値化するか。よくやる方法は、マーケティングだとアンケートを使います。
よい、普通、悪い
1 2 3 4 5
など、選択してもらう。社内の評価としては、点数をつけるなどあります。しかし、どうしても感情が入ったりします。
カウントと点数評価は、一長一短ありますね。
前回、定性的なものをカウントよって数値化しました。カウントによって数値化するのは感情が入りにくいのでとてもよいことと思いますが、品質という部分が考慮されていません。
では、品質はどう数値化するか。よくやる方法は、マーケティングだとアンケートを使います。
よい、普通、悪い
1 2 3 4 5
など、選択してもらう。社内の評価としては、点数をつけるなどあります。しかし、どうしても感情が入ったりします。
カウントと点数評価は、一長一短ありますね。
前回、マトリックスの話をしました。数値的なものと、そうでないものの例をあげます。
上記は、上がそもそも数値的です。下は、そもそも定性的なものを数値化したものです。今回は、カウントで出しています。提案数とか報告漏れ回数とか。これらを比較すると数字の意味もより深まります。
現状分析の時点でマトリックスを作ってしまうことも、よい現状分析になります。
数値的問題であれば、クロスしたところには、普通に数字が入ります。
数値的問題でなくても、クロスしたところにカウント数が入ります。
さて、前回の職場の問題点分析、現状分析で人事考課報告書の提出が遅れたという問題。
その中の人事考課報告書の提出を数値化してみようという試みです。
比較という手法を使います。提出をする部門長リーダー長を横軸に並べ、あるいは縦軸に並べ、誰がいつ提出したかを明確化します。そうすることで、何日遅かったのか早かったのかがわかります。
売上を式にしてみて?ということから発生させられる視点は、数値的に考えられます。しかし、定性的なこともたくさんあります。
定性的なことも実は数値化できるものがたくさんあります。先の職場の問題点で人事考課報告書の提出という問題がありましたが、これを数値化するにはどうするか?
人事考課報告書。その人が提出する人事考課報告書の枚数は?全体では?人事考課報告書の考課項目の数は?部門別ではなどなどです。いわゆるカウントというやつですね。
カウントの切り口を見つける。こうすることで、遅れた原因が見つかりやすくなります。
さて、現状分析のやり方のお話をしていきました。
現状分析の時、やはり良い現状分析をするには、切り口という視点がとても重要になります。おなじ説明をするにも、どの視点で、どう補助線を引くか。
前にもお話ししたように、売上って何?売上を式にしてみて?
というのは、現状分析をするにあたりとても参考になるものだと思います。
売上を客数×客単価と考えると、そこをどう対策を立てていくかということになりますが、たくさんの切り口で考えるとたくさんの対策が生まれます。商品別、得意先様別、時間別、地域別、カテゴリー別、曜日別などなど上げたらきりがないぐらいたくさんの視点があります。
ほかのことに関しても同じです。
先の例は少し、難しかった?ので、少々優しい問題点を。
「○○さんは、提出期限が3月24日である人事考課報告書を3月26日に提出した」
という問題点があったとします。この問題を分けます。
○○さんは|提出期限が3月24日である|人事考課報告書を|3月26日に提出した
○○さんは|
○○さんは、平成28年入社の30歳、入社5年目で、営業部のマネージャーを務めている。部下は3人いる。プレーイングマネージャーであり、担当地区は○○であり、成績は営業部の中では1番である。
提出期限が3月24日である|
提出期限は1か月前に部長から各マネージャーにメールによって知らされた。3月24日は土曜日であった。
人事考課報告書を|
人事考課報告書は、毎年3月と9月に提出期限があり、各人の賞与査定となていて、とても重要なものである。人事考課報告書の評価項目は30からなり、1人の人事考課報告書を作成するのに、約30分かかる。
3月26日に提出した|
3月26日は月曜日であり、人事考課報告書は3月26日の17:00に提出された。その際、○○さんは「大変遅くなりました」と言った。
とまーこのような形で現状分析をします。
前回、問題点を分けました。
お申し出の|件数が|昨年よりも|100件増えた|
このように分け、この分けたごとに説明をしていきます。
お申し出の|
お申し出とは、お客様から電話や、お手紙、直接、商品に関して、接客等に関していただくものである。お申し出を受ける人は、本社では総務、品管の方々が主であり、品管の方々が対応する。店舗では、駅長または社員が受ける。お申し出を受けたら、お申し出表に記入する。
件数が|
お申し出の件数は、今年400件であり、お申し出の種類別に作成したデータは別紙のとおりである。
昨年よりも|
昨年のお申し出は300件であり、お申し出の種類別に作成したデータは別紙のとおりである。
100件増えた|
100件増えた中で、お申し出の種類別に増加、減少を作ったデータが別紙のとおりである。
このような現状分析をしていきます。
いよいよ現状分析に入ります。現状分析は、問題点を具体的にしてきます。超具体的にしていきます。実は、よい現状分析が良い対策を生むだすと言っても過言ではありません。
では、ますどうやって現状分析をしていくかをお話しします。
たとえば、
問題点「お申し出の件数が昨年よりも100件増えた」
という問題点があったとします。
この問題点の現状分析です。
ここで、問題点を分けます。
お申し出の|件数が|昨年よりも|100件増えた|
このように分けたとします。この分けたごとに説明をしていきます。
職場の問題点分析の問題点抽出をずっとお話してきましたが、全体像をお話ししていませんでした。
職場の問題点分析は、いわゆるロジカルシンキングと同じです。
①問題点の抽出
②現状分析
③原因追及
④目標設定
⑤対策
①~⑤の流れになります。たったこれだけです。たったこれだけですが、とても役に立つツールになります。そして、問題点の抽出をお話しさせていただいたしだいです。
ここまで職場の問題点分析の問題点抽出をずらずらと述べてきましたが、まとめてみます。
問題は大きく分けて、2つの問題がある。
コミュニケーションの問題
業績の問題
そして、それは、自分の問題か、あなたの問題。
そして、問題点を抽出するテクニック
①事実をありのままに見る
②違和感を感じる力をつける
③視点を広げる(想いを馳せる)
④立場を変えて見る
⑤比べる相手を変える
⑥未来の自分から見る
⑦人に聞いてみる
こんなところでしょうか。そのほかにも人それぞれ持っているテクニックがあると思います。様々な視点で、職場の問題点を見ていけるといいですね。
職場の問題点分析の問題点の抽出をどうやるか?いろいろなテクニックがあります。
その中の一つに、人に聞くというのがあります。私の問題は?私の部門の問題は?なんですかね?と率直に聞くと、違った視点で見てくれたりします。新鮮でびっくりするときがあります。ショックもありますけどね。まーいろいろです。
問題を発見するとき、自分の立場を変えるというのも必要と考えます。そのテクニックの一つとして、未来の自分というものがあります。未来の自分から見たら、今の自分はどうなのか?今の現状はどうなのか?というところから問題を発見します。
未来の自分から見て、今の自分は本当に誇りに思えるのかどうかで、その差異で今の問題点を把握するというものがあります。これは、目標との差異でもあるのですが、あえて未来の自分をリアルに設定し、そこから現在を眺めてみるというものです。
問題点を式にすると次のようになります。
問題点=あるべき姿ー現状
こう考えると、問題点は無数に出てきます。
あるべき姿というのは、そうあって当然のことと、目標とすることと2通りあると考えいます。そうすると、
問題点=そうあって当然の姿ー現状
問題点=目標とする姿ー現状
となります。後者のほうが次元の高いこととなります。現状に満足するなとはよく言われることです。売上高が前年対比10%伸びたとします。でも、同業他社が20%伸ばしていたら、あるべき姿は20パーセントになるので、10%は問題というこのになります。
このように比べるものがなんなのか?単に時系列でいいのか、他社との比較か?
世の中の流れと比べてどうなのか?
何と比べるかによって問題が問題になったり、ならなかったりします。
問題点を抽出するとき、もちろん問題がある立場で抽出するのが一番なのだけど、あえて立場を変えるというのも大きなテクニックになります。
採用活動などで、採用される側にいると、どうしても見えないことがあります。どうして、内定が取れないのか?というのが、実は採用する側にいると、とってもよく見える。
ですので、自分の問題を見つけるために、立場を変えて、視点をかえて、見てみるというのがとても大切です。
大きな地震が、あったとき私たちはどう考えるでしょうか?例えば、東北地方で大きな地震があった、でも私たちには被害もなく良かったと考えがちです。
でも、現状分析の問題点抽出という視点で考えると、いろいろなことが見えてきます。東北地方にある私たちのお得意先様、メーカー様、はどうなのだろうか?という視点や、物流を考えれば、道路、高速道路、運輸会社はどうなのだろうかという視点。部門を超えたほかの部門では、どういう視点があるのかなど、様々なことが考えられます。
台風の時は?千葉からそれたので良かった・・・そして、それは東北地方に甚大な被害をとなったとき、考えることは、もちろんメーカー様、お得意先様、そして、原料である農作物にも影響があったりします。
大きな出来事、自分には、私たちには関係なさそうでも、大いに関係があります。これは、現状分析の訓練にもなります。視点を変える、視点を広くするだけど、多くの問題点が見えてきます。
いつもと違うなっていう、いわゆる違和感を感じる力は、どうやってつけるか?
これは、普段からの観察力にほかなりません。魚の目で、フィルターを通さず、なるべく透きとおった気持ちで、物事の事実を見る。事実です。
そうすると、普段と違うことが浮かび上がってきます。
また、時に、定点観測をしていくことです。いつもの姿と、いまの姿。あるいは、あるべき姿と、いまの姿をよく見ること。
例えば、机の上、昨日の机の上と、今日の机の上の違いは何なのか?
例えば、売り場、昨日の売り場と、今日の売り場の違いは何なのか?
例えば、倉庫、昨日の倉庫と、今日の倉庫の違いは何なのか?
例えば、人、昨日の○○さんと、今日の○○さんの違いは何なのか?
その違いを観察しておくことです。よーく見ておくことです。
当たり前と言えば、当たり前です。
そして、月日をあけてみてみるとその差がよくわかる時もあります。
先月と今月、先週と今週、昨年と今年などです。
職場の問題点分析にあたり、職場の問題点に気が付いたとき、事実をありのまま見る大切さは、何度も申し上げてきたとおりです。その問題は職場には数えきれないほどたくさんあるというのが事実です。
いつもと違う・・・何かが違うと感じる力がとても重要です。職場の問題点は、実は、大きい問題になる前に、小さなところでつぶしていくということがとても大切です。大きくなればなるほど、厄介です。ですので、小さい芽の時に、対策を打つということ。ただ、小さな芽の時は気が付きにくい。ですので、職場の問題点を感じる力というのが必要になってきます。
さて、その感じる力はどうやって養うのでしょうか?
職場には、たくさんの問題が発生します。職場には、本当にたくさんの問題点が転がっています。その問題点を解決していくのも私たちの大きな仕事の一つです。
よく私は、その問題点の事実を見るようにお話ししています。事実をとらえていくと、本質が見えてきます。事実ではなく、推測で見ていくとなかなか本質に迫れないことが多いです。
~ので、~ない の二つを使わずに問題点をみていくという指導もしていますが、経験した人なら、その効果がわかるはずです。
その職場の問題点には、大きく分けて2つの問題に分かれるようです。
一つは、コミュニケーションの問題。人間関係、上司との関係、部下との関係、報告連絡相談、指示命令。部下の育成などなどです。
二つ目は、業績の問題。売上、利益、生産性、などなどです。
また、もう一つの切り口として、大きく2つの問題に分けられます。
それは、私の問題とあなたの問題です。
私の問題は、その通りで自分自身にかかわる問題です。
そして、もう一つは、あなたの問題。私はあまり関係ないというやつです。
あなたの問題には、会社の問題、部門の問題も含まれます。
E資格?ってなに?ディープラーニング(深層学習)を理解し、適切に実装する能力・知識を持つAIエンジニアとして認定する資格です。私にとっては、とても難しかったです。
理系の数学とか物理ゴリゴリの人であれば、100時間程度で受かるようですが、私的には400時間はやったと思います。きちんと時間が取れたのも、安心して経営できる環境にしてくれているみんながいるからです。心から感謝です。
さて、これから、さらに社内にAIを入れていきたいと思います。そして、データドリブン経営を会社の文化として定着させていきたいのです。データ分析から先の展開へ
売上を式にした後、それを表にします。
それを時系列に見ていくと・・・異常値が見えてきます。原因が浮かび上がってきます。その原因を浮かび上がらせる切り口、いわゆる売り上げの式が大切です。
異常値には、もちろん良い異常値も浮かび上がらせます。
そして、良い異常値、悪い異常値もお客様の消費行動から生まれるものです。もちろん現場での感覚、現場で得られる情報を、これが一番大切です。それを裏付ける数値があれば最強となります。逆のアプローチもあります。数値から異常値を発見し、現場を確認する。
両方のアプローチが生きたとき、私たちは最強となります。
売上を式にしてみてる。
では、
売上=客数×客単価 以外に何があるでしょう?唐突な質問になかなか式にできない方が多いです。例をあげてみると
売上=お得意先様A+お得意先様B+お得意先様C・・・・・
売上=商品A+商品B+商品C・・・・
売上=お得意先様Aの商品A+お得意先様Aの商品B+お得意先様Aの商品C+お得意先様Bの商品A・・・・
売上=市場全体の売上ーライバル会社たちの売上
売上=お得意先様の分類A+お得意差様の分類B+・・・・
売上=商品の分類A+商品の分類B+・・・・
売上=担当者A+担当者B+担当者C・・・・
売上=売上上位の商品+売上中位の商品+売上下位の商品
売上=1日の売上+2日の売上+3日の売上・・・・
売上=市場全体の売上×シェア率
まー上げたらきりがないのでこの辺で。
ここに異常値が発生した時に問題が見えてきたり、次の一手が見えてきたりします。
現場では、現場で感じている問題や、良い現象が数字になって表れてきたりします。
売上を式にしてみる。というお題を最近よく出します。
売上って何?式にしてみて。
これはもういろんな式ができてきます。
売上=客数×客単価
を多くの方が答えます。これはもうその通りです。で、そのほかには?と聞きます。
そのできてきた分だけ、今の現状のとらえ方の切り口が増えます。
その積み重ねでできているのが「ふるやもりもり」で使用しているPowerBI営業支援システムです。現状分析をするときの、コツのひとつは、式にしてみるってことですね。
鈴木敏文氏の講演で印象に残ったことの一つとして、イトーヨーカドーに入社する前は、トーハンという会社にいたそうです。そこで、彼は勉強をしています。それがイトーヨーカドーに入ってからとても役に立ったと言っています。きちんと会社が指導したようです。
その勉強は何だったかというと、統計学と心理学です。
これはまさに、今のセブンイレブンの躍進につながったと言っていました。
アメリカで、単品管理のことを「タンピン」と言います。当時、POSデータでABC分析をすることはとても画期的なことでした。
マーケティングは、心理学のアプローチでいくこともとても大切です。お客様がどう感じるのか。マーケティングは心理学のアプローチを変えただけです。
その本質を理解していたのだと思いました。
私には何度も経験があるのですが、教えているときに肚に落ちることがあります。
教えるというのは、仕事においての指導や育成の場面ですね。
教えるというのは、自分自身が理解していないとなかなかできるものではありません。
教えながら、「あっ!そういうことか」と心の中で感じることがあります。
それは、新しい発見の時もあります。
昨日に続き、鈴木敏文氏のお話です。
なんと、ローソンとファミリーマートに行ったことがないそうです。
一度もいったことがないそうです。まーたぶん、部下の方々はよく行っているとは思います。
まっさらな判断をしたいのだと思います。
では、私たちはライバルの店を見なくていいのか?これは少し違うような気がします。
ただ、言えるのは魚の目で、フィルターをかけずにありのままを見る。という訓練は常日頃しておくべきと考えます。
ミスター流通、「鈴木敏文氏」の講演を聞きに行きました。
日本に、初めてセブンイレブンを持ってきた人として有名です。アメリカとは全く違った発想で店舗開発をしました。おにぎり、単品管理、焼き立てパンなど、様々な発想を実現してきました。おにぎりも、いまでこそ当たり前のように食べていますが、コンビニのあの包装の仕方、海苔をまくあの発想は当時とても斬新でした。
まーいろんな話をしてくれましたが、一番印象に残ったのは、「真似をするな」「自ら開発創造しろ」ということですね。
私は、まねをするなというのは、上っ面を真似してもしょうがない、本質のところを見極めてまねではなくて、学べということと理解しました。
現状を数値化するのはとても大切です。良い現状分析は良い結果を生み出します。
良い現状分析は、ものごとをなるべく数値化してとらえることです。
その反面、数値化された現状から、心理を読み解くことも大切です。
売上=100
であったとすると、それは、お客様の支持とするならば、それは時系列としてどうなのかによって、お客様の心理が読み解けます。また、世の中の状態も透けて見えてきます。
ロシアがウクライナに侵攻しました。戦争です。びっくりです。
戦争はいけないことです。本当にいけないことです。本当にやめてほしい。
現在、いろんな情報が飛び交っています。
一つ思うのは、ロシア側から見た視点というのはどうなのだろうということです。私たちは、アメリカ欧米側からみていると思います。でも、ロシア側から見た視点も知る必要があるのだと思います。