TTCに入社した会長は、その後も真面目に、一生懸命仕事を続けました。
そして若くして、東京営業所、さらに成田営業所の所長を任されることになります。
会社が若い会長に営業所を任せたのは、仕事ができたからだけではないと思います。
「この人なら逃げない」「この人なら、ごまかさない」「この人なら最後までやる」
そんな信用があったからだと思います。
真面目に働くことは、すぐに結果が出るとは限りません。今日一生懸命働いたからといって、明日給料が上がるわけでも、すぐに役職が付くわけでもありません。
それでも仕事を続ける。その姿を、上司や同僚、お客様は見ています。
信用は、一度の大きな成果で生まれるものではありません。小さな約束を守ること、時間を守ること、嫌な仕事から逃げないこと。そうした日々の行動が積み重なって、やがて大きな仕事を任せてもらえるようになります。
会長は、所長になるために真面目に働いていたのではないと思います。ただ、自分の仕事として、当たり前のことを当たり前に続けていました。
その結果として、役職が後からついてきたのです。
今は、早く評価されたい、すぐに結果を出したいと思いがちな時代です。しかし、本当に大きな仕事を任される人は、見えないところで信用を貯め続けた人なのかもしれません。
会長の人生を見ていると、そう思います。
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