33年かけて、サッカーが文化になった
私がJリーグの開幕戦を見たとき、サッカーは大きなイベントでした。
華やかな演出があり、スター選手がいて、日本に新しい時代が始まるような高揚感がありました。
あれから33年。
今では日本中にプロのクラブがあり、週末になれば各地で試合が行われています。子どもたちは当たり前のようにサッカーを始め、海外で活躍する日本人選手を見ながら育っています。
サッカーは、一時的なブームではなく、日本の文化になったのだと思います。
文化になるというのは、特別なことが、当たり前になることなのかもしれません。
誰かに言われなくても練習する。地域の人がチームを応援する。子どもが日本代表を夢見る。負ければ本気で悔しがり、勝てばみんなで喜ぶ。
その当たり前が、365日、33年間積み重なってきました。
ワールドカップで戦っているのは、ピッチに立つ11人だけではありません。
日本サッカーが積み重ねてきた33年間そのものが、世界と戦っている。
私は今回のワールドカップを見ながら、そんなことを感じています。
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