2020年4月2日木曜日

「土と内臓」ー微生物が作る世界⑤


私たちの腸内で起きていることは土壌でも起きています。人類は有機物と土壌の肥沃度の関係に直感的に気づきました。農地に堆肥や作物残滓などを与えるとド育ちがよく、より多くの食物を得られることに直観的に気が付いたのです
科学者が、有機物に含まれる栄養分は植物の成長に寄与していないのではないかということ発見すると、それは化学肥料にとって代わりました。そして、化学肥料の使用で爆発的に収穫が増大します。しかし、やがて収量は低下しはじめました。さらには、病気や害虫に悩まされるようになってしまったのです。
実は、土壌中の有機物は植物そのものではなく土壌生物、微生物の栄養となっていたのです。こうした生物が有機物を分解し、食物の栄養の取り込みを助けていました。そして、微生物たちが、病虫の進入を予防していたのです。

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