世の中は、疑似相関にあふれています。物事を見るとき、判断するとき、本当に気を付けたほうがよいのが、疑似相関です。
1ある街に警察官が多いと、犯罪が多い
2アイスクリームの売り上げが上がると、海での事故が増える
これらは、おそらく相関します。しかし、疑似相関です。
1の場合、警察官の数と犯罪数という2つのファクターで見ています。ここには、もう一つの要素が隠れています。それは、人口です。警察官の数と人口は相関します。犯罪数と人口も相関します。よって、警察官の数と犯罪数が相関してしまうのです。
2のアイスクリームの売上と海の事故も同じですね。アイスクリームの売上と気温は相関します。海の事故数と海で遊ぶ人の数は相関します。海で遊ぶ人の数は、気温と相関します。ということで気温という要素が隠れています。
1の事例で、何かの判断をしなくてはいけない場合、犯罪数を減らすために、警察官の数を減らすなんて解決策を実行してしまいます。
こんなことはやるはずがないなんて思いますが、実際ビジネスの世界では、間違った判断をしがちです。
よく、本屋さんでもありますよね。
題名が「なぜ、一流の人は〇〇なのか?」
「なぜ、できる人は〇〇なのか?」
みたいな本。まーこれは相関すらしていないケースもありますが、相関していても疑似相関です。第3の要素があります。
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