会長のベッドの上の工夫は広がっていきます。
仲良くなった看護師さんをいつのまにか手足のように手伝ってもらうようになります。そして数値管理が始まりました。現役時代、農家時代、会長は経験と勘の人だったと思われるかもしれません。思い出しました。数値管理の人だったんだなと。
まず血中酸素をきちんと管理していました。90を切ると呼吸を整え始めます。ゆっくりと鼻からすって口から吐く。血糖値も150以上になるとインシュリンを打たなくてはならないので、血糖値を計る時間を覚えていて、その近くになると食べることを控える。
血中酸素から、自分の酸素が足りているのか足りていないのかを考え、酸素量をナースコールで呼んで調整します。
これは、現役時代も同じでした。
売上管理表、資金繰り表、商品得意先縦横計算、どれも独特の管理手法でしたが、徹底していました。
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