2025年9月8日月曜日

未来は再現できる_回帰分析が教えてくれる ー「努力と結果」をつなぐ見えない線④

 ■ エクセルでできる回帰分析の簡単ステップ

Excelでできる!回帰分析の手順
回帰分析というと「統計ソフトが必要」と思われがちですが、実はExcelだけでも簡単にできます。
ここでは、営業の「訪問件数(X軸)」と「受注件数(Y軸)」を例に、回帰直線を引く手順を紹介します。

ステップ1:データを用意する
ExcelのA列に「訪問件数」、B列に「受注件数」を入力します。
例:

訪問件数  受注件数
     5                 1
     8                 2
   12                 3
   15                 5
   18                 6
   20                 6

ステップ2:散布図を作る
A列とB列のデータを選択

[挿入] → [散布図] を選択
点の集合が表示されます(これが「点」の状態)


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ステップ3:回帰直線(近似曲線)を引く
散布図の任意の点を右クリック

[近似曲線の追加] を選択

「線形」を選びます(一次回帰分析の場合)

[グラフに数式を表示する] にチェックを入れます

すると、グラフ上に「y = 0.3631x - 0.8869」などの数式が表示されます。
これは回帰式で、

y = 受注件数(結果)

x = 訪問件数(原因)

0.3631 = 傾き(訪問件数1件あたり受注件数がどれだけ増えるか)

-0.8869= 切片(訪問件数がゼロでも発生する基礎受注数)
を意味します。

ステップ4:未来を予測する
例えば、回帰式が

y = 0.3631x - 0.8869
だった場合、
月間受注20件を達成するには、x(訪問件数)を求めます。
20 = 0.3631x -0.8869
x = (20 +0.8869) ÷ 0.3631 ≈ 57.52
つまり、約58件の訪問が必要という目安が出ます。

ステップ5:現場に落とし込む
この数字をそのまま現場の行動計画にします。
1日3件訪問できるなら、月間57件は19営業日で達成可能。
さらに訪問の質を上げたり、オンライン商談を組み合わせて効率化する戦略も立てられます。
今までは、やみくもに営業したり、月末になりあわてていたのが、訪問計画を立て、効率的に営業活動ができるようになります。

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