■ エクセルでできる回帰分析の簡単ステップ
Excelでできる!回帰分析の手順
回帰分析というと「統計ソフトが必要」と思われがちですが、実はExcelだけでも簡単にできます。
ここでは、営業の「訪問件数(X軸)」と「受注件数(Y軸)」を例に、回帰直線を引く手順を紹介します。
ステップ1:データを用意する
ExcelのA列に「訪問件数」、B列に「受注件数」を入力します。
例:
訪問件数 受注件数
5 1
8 2
12 3
15 5
18 6
20 6
ステップ2:散布図を作る
A列とB列のデータを選択
[挿入] → [散布図] を選択
点の集合が表示されます(これが「点」の状態)

ステップ3:回帰直線(近似曲線)を引く
散布図の任意の点を右クリック
[近似曲線の追加] を選択
「線形」を選びます(一次回帰分析の場合)
[グラフに数式を表示する] にチェックを入れます
すると、グラフ上に「y = 0.3631x - 0.8869」などの数式が表示されます。
これは回帰式で、
y = 受注件数(結果)
x = 訪問件数(原因)
0.3631 = 傾き(訪問件数1件あたり受注件数がどれだけ増えるか)
-0.8869= 切片(訪問件数がゼロでも発生する基礎受注数)
を意味します。
ステップ4:未来を予測する
例えば、回帰式が
y = 0.3631x - 0.8869
だった場合、
月間受注20件を達成するには、x(訪問件数)を求めます。
20 = 0.3631x -0.8869
x = (20 +0.8869) ÷ 0.3631 ≈ 57.52
つまり、約58件の訪問が必要という目安が出ます。
ステップ5:現場に落とし込む
この数字をそのまま現場の行動計画にします。
1日3件訪問できるなら、月間57件は19営業日で達成可能。
さらに訪問の質を上げたり、オンライン商談を組み合わせて効率化する戦略も立てられます。
今までは、やみくもに営業したり、月末になりあわてていたのが、訪問計画を立て、効率的に営業活動ができるようになります。

0 件のコメント:
コメントを投稿