「仁義礼智信」——儒教が伝える5つの徳目です。2500年前に孔子が説いたこの言葉が、今も色褪せないのは、それが人間の本質をついているからだと思っています。そしてこの言葉は、私たちの経営理念「大切にする、カタチにする、高める」と、自然に重なります。
仁と義が「大切にする」
礼が「カタチにする」
智と信が「高める」
これらを一緒に考えていただければ嬉しいです。
「仁」とは何か
五常の中でも最も根本とされる「仁(じん)」です。
孔子はシンプルにこう言いました。「仁とは人を愛することだ」と。
「仁」という漢字をよく見てください。「人」と「二」から成っています。一人では仁は生まれない。誰かがいて、はじめて仁が生きるのです。
仁は「PLAN」である
PDCAというフレームワークがあります。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の循環です。
私はこのPlanに「仁」を置いています。
なぜか。すべての計画の出発点は「〇〇を大切にする」という想いだからです。お客様、仲間、家族、生産者、自分自身、恋人、メーカー様、協力業者様・・・その「大切にするという想い」がなければ、どんな計画も空っぽになってしまいます。
そして仁義と我々の大切にするの違う点、それは「大切にする」は、動詞だということです。
私たちの経営理念の最初の言葉は「大切にする」です。
大切に「想う」ではなく、大切に「する」。それは行動を伴う言葉です。仁も同じで、心の中だけにあるうちは完成せず、誰かへの思いやりが、小さな行動として外に出たとき、はじめて仁になります。
私たちの経営理念「大切にする」は本当に、意味の深いことであることを知っていただければ幸いです。
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