2026年4月3日金曜日

仁義礼智信を生きる② 〜「義」は、人のためにという志〜

 前回は「仁」についてお話ししました。仁とは人を愛する心。そしてPLAN(計画)の原点でもあります。

今回は「義(ぎ)」です。

「義」とは何か

「義」という漢字をよく見てください。上に「羊」、下に「我」。羊は古来より、美しさ・善さの象徴です。そして「我」は自分自身。自分の中に美しさと善さを宿らせる——それが義です。

義を一言で言えば、「人のために」という志です。

仁が「愛する心」だとすれば、義は「その愛を誰かのために向ける」こと。仁がなければ義は空回りし、義がなければ仁は自分の中だけで終わってしまう。この二つは、車の両輪のような関係です。

義も「PLAN」である

前回、仁をPLAN(計画)の原点に置きました。今回も、私は義をPLANの中に置いています。

なぜか。計画とは「誰かのために何かをしようとする意志」から生まれるものだからです。

仁(愛する心)があり、義(人のために)という向かう先がある——この二つがそろって、はじめて本当の計画が生まれます。誰かを愛し、その人のために動こうとする。それがすべての計画の出発点です。

「大切にする」の中にある仁と義

私たちの経営理念「大切にする」という言葉は、仁と義の両方を含んでいます。

仁は「大切にしたい」という愛の心。義は「その人のために」という志と方向。

大切にするとは、ただ想うことではなく、誰かのために、という旗を立てることでもあります。その旗を立てるからこそ、計画に魂が宿る。

仁義——この二文字がそのまま、私たちの「大切にする、そして計画する」という姿勢そのものだと、私は思っています。

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