2020年3月12日木曜日

サピエンス全史⑤


次は、科学革命です。
500年前からになります。500年前に、ようやく「科学革命」が起こりました。
人類が急速に力をつけていきます。

サピエンスが力を獲得し始めるきっかけが、自らの無知を認めることでした。そして、どんどん知識を求め、考えていきます。ただ、知識の追求には余裕が必要です。お金もかかります。その時の政治体制にも経済にも左右されます。500年前におこった帝国主義や資本主義が歴史を動かし、科学を発展させる原動力となりました。
先頭をきって進んだのはヨーロッパでした。しかし。アジアが技術的に遅れていたわけではありません。西洋のような「探検と征服」の精神構造と、それを支える価値観や神話、司法組織、社会政治体制がなかっただけです。
1500年からの500年間で、人口は14倍、生産量は240倍、エネルギー消費量は115になりました。
この500年間にとてもたくさんのことが起きました。
45億年前に地球ができました。30億年前に火を使うようになりました。長い時間をかけて500年前に船を使いやっとグローバルに動き出したら、それからたったの数百年で月まで行きます

この化学革命が起きたのは、先に述べたように、「探検と征服」の精神構造と、それを支える価値観や神話、司法組織、社会政治体制です。
最初のころ述べた、ホモサピエンスが他の種とちがう「虚構」にほかなりません。

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