最後に、私はこの本から今までの歴史観や価値観と違うものを得たと思います。
一つ目は、「狩りから稲作」で人類は不幸になったというものです。といっても、私自身が資本主義を否定するものではありません。
農耕民よりも過去の狩猟採集民の方が豊かな暮らしをしていたという著者の主張はとても、衝撃的でした。今の全てを否定されているようです。ホモサピエンスが小麦や稲に家畜化されたんです。ただの野草に過ぎなかった小麦が、突然世界中で大事に育てられるようになりました。「小麦は植物のうちでも地球の歴史上で指折りの成功を収めた」と言っています。
それ以来、人間は畑を荒らす動物から守ったり、水を苦労して運んだり、肥料を集めて地面を肥やしたりという大変な仕事をするようになりました。
それでも、飢えや病気のリスクは狩猟採集生活よりも高かったようです。
私は、このことから、生産性というものに結び付けることを考えていました。無駄な仕事。。。やらなくてよい仕事を強烈に考えられるようになりました。そして楽しく仕事をする。
もう一つ、「男らしさ、女らしさも虚構に過ぎないということ。」人間にも生物学上の「オス」「メス」という明確な違いがありますが、「男らしさ」や「女らしさ」は人間の想像を反映したもの、つまり「虚構」に過ぎないから意味がないとです。
これも、現在叫ばれてるジェンダーやLGBTに通ずるものがあり、その通りだと肚に落ちるきっかけになりました。
最後に、「知らないことがたくさんあるということを知らない」と、自分の外の世界に対する想像力と、それを知りたいという探究心が育たないのだなーと思いました。ヨーロッパの方々の、大航海時代探究心は、海の向こうに知らないことがたくさんあるらしいと知ったことにより始まったと思います。歴史的には、原住民、インディアンやアボリジニの大残虐時代でもあり、とても負の側面もありますが、その探究心はとてもすごいです。
まーそういうことで、サピエンス全を終わります。
この本の続き、未来への思考は「ホモデウス」という本が出ています。
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