私自身、これまで数々の現場に立ってきました。
たとえば、試食販売。あさりの乾燥したおつまみを炊き込みご飯にして試食を出した日、異常なほど売上が伸びたことがありました。最初は、あさりは炊き込みご飯に合うと思っていただけでした。しばらくして、試しにほかの商品も炊き込みご飯にすると、大体、10倍の売上になることに気が付いたのです。
今度は、それを他の店舗でも実施したところ、あさりももちろんですが、他の商品もほぼ同じように売上が上がったのです。まさに、「再現できた」という実感を得た瞬間でした。
このように、結果には理由があります。再現性の鍵を握っているのは、「説明変数」です。
統計学では、よく「目的変数」と「説明変数」という言葉が使われます。ビジネスでは、目的変数は「得たい結果」、たとえば「売上を上げる」「成約を増やす」など。そして説明変数は、その結果に影響を与える要因──「曜日」「時間」「言葉の使い方」「体調」「試食の有無や方法」「販売促進」「クリック数」など、さまざまなものが当てはまります。
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